厚生労働大臣が定める掲示事項
当院は、厚生労働大臣の定める基準に基づいて診療を行っている保険医療機関です。
(1) 入院基本料に関する事項
当院では、一般病棟入院基本料の急性期一般入院料1および地域包括ケア病棟入院料1を算定しています。
一般病棟は、入院患者7人に対して1人以上の看護職員を配置しております。また、入院 患者50人に対して1人以上の看護補助者を配置しております。
地域包括ケア病棟では、入院患者13人に対して1人以上の看護職員を配置し、入退院支援及び地域連携業務を担う部門の看護師及び社会福祉士が支援にあたっています。
(2) 入院診療計画、院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理体制について
当院では、入院の際に医師を初めとする関係職員が共同して、患者さんに関する診療計画を策定し、7日以内に文書によりお渡ししております。また、厚生労働大臣が定める院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理体制の基準を満たしております。
(3)DPC対象病院について
当院では「包括評価制度(DPC/PDPS」対象病院です。≪2025年6月1日現在≫
基礎係数 1.0451 + 機能評価係数Ⅰ 0.3113 +機能評価係数Ⅱ 0.0779
+救急補正係数 0.0106 =医療機関係数 1.4449(DPC標準病院群)
(4)関東信越厚生局への届出事項
・入院時食事療養について
入院時食事療法(Ⅰ)の届出に係る食事を提供しています。食事の提供は、管理栄養士又は栄養士によって管理された食事を適時(朝食:午前8時、昼食:午後0時、夕食:午後6時)、適温で提供しています。
・基本診療料及び特掲診療料の施設基準等に係る届出
( 病院のご案内 → 施設基準参照 )
(5) 個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書の発行について
当院では、医療の透明化や患者への情報提供を積極的に推進していく観点から、2018年4月1日より、領収書の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目が分かる明細書を無料で発行しております。また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担のない方についても、明細書を無料で発行しております。
なお、明細書には使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されるものですので、その点ご理解いただき、ご家族の方が代理で会計を行う場合、その代理の方への発行も含めて、明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨お申し出下さい。
(6) 保険外負担に関する事項
【診断書等】※消費税込
○病院指定診断書 3,300円○生命保険関連診断書 5,500円~
○主治医意見書 3,300~5,500円
○自賠責保険診断書 3,300円○自賠責保険明細書 2,200円
*その他文書料については受付窓口又は文書窓口までお尋ねください。
【情報開示手数料】※消費税込
○開示手数料 3,300円 ○コピー 1 枚につき22円
○CD-R(画像) 1枚1,100円
【その他】※消費税込み
○診察券再発行 220円 ○ CSセット※日額451円~594円×契約日数
※CSセット・・・入院中の患者さんやご家族の負担軽減、院内感染防止を目的としたCSセット(衣類、日用品、タオル、紙おむつ等の有料レンタルサービス)を導入しております。
また、オプションプランもあり、詳細については入院窓口にお尋ねください。
(7) 特別療養環境の提供
・室料差額(1日)※消費税込み
部屋番号 | 差額室料 |
---|---|
410号室・614号室 | 5,500円 /日(洗面台・床頭台) |
205号室・206号室・208号室・209号室・ 210号室・211号室・212号室・307号室・ 310号室・311号室・312号室・406号室・ 407号室・408号室・411号室・412号室・ 413号室・507号室・511号室・512号室・ 605号室・606号室・607号室・610号室・ 611号室・612号室・613号室 |
11,000円 /日(トイレ・洗面台・床頭台) |
517号室・517号室 | 16,500円 /日(トイレ・洗面台・床頭台) |
306号室・506号室 | 33,000円 /日(浴室・トイレ・洗面台・床頭台) |
室料差額部屋にご入院の方は「個室利用申込書」をご記入のうえ、入院時にご提出願います。
*室料差額のカウントについては、0:00~24:00を1日とします。0時をまたいでご退院した場合は2日分として計算します。
再生医療(PRP療法)
当院整形外科では再生医療のひとつである「PRP療法」を行っています。今までもスポーツ選手を中心にじん帯などに対してPRP療法を行っていました。2022年3月からは変形性膝関節症に対するPRP療法を開始いたしました。
PRP療法は新しい治療法として注目を集めています。
●対象疾患 ●費用
スポーツによる外傷や障害、変形性膝関節症 1回 55,000円(税込み)
●お問い合わせ
PRP療法をご検討の方は当院整形外科外来にご相談ください。
(8). 入院期間が180日を超える入院に関する事項
同じ症状による通算の入院期間が 180 日を超えますと、患者さんの状態によっては健康保険からの入院基本料15%が病院に支払われません。180 日を超えた日からの入院が選定療養となり、入院基本料の15%は患者さんの負担になります。ただし、180日を超えて入院されている患者さんであっても、15 歳未満の患者さんや難病、人工呼吸器を使用している状態など厚生労働大臣が定める状態にある患者さんは、健康保険が適用されます。
(9)後発医薬品(ジェネリック)の使用促進について
当院では、厚生労働省の後発医薬品使用推進の方針に従い、患者負担の軽減、医療保険財政の改善に資するものとして、後発医薬品(ジェネリック医薬品)を積極的に採用しております。そのため、当院で処方する薬剤は後発医薬品になることがあります。ご不明な点がございましたら、主治医または薬剤師にお尋ねください。
ご理解とご協力をお願いいたします。
(10)一般名処方加算について
令和7年1月15日(水)から後発医薬品(ジェネリック)がある薬について、院外処方箋の記載が一般名処方に変更となります。
一般名処方とは、お薬の「商品名」ではなく「有効成分」を処方箋に記載することです。
一般名処方にすることにより、供給不足のお薬でも、有効成分が同じ複数のお薬から選択でき、患者様が必要なお薬を受け取りやすくなります。また、後発医薬品を選ぶことができ、経済的負担も軽減されます。
処方箋の交付1回につき、下記の点数が掛かります。
◼一般名処方加算1 10点
後発医薬品が存在する全ての医薬品が一般名処方されている場合(2品目以上)
◼一般名処方加算2 8点
交付した処方箋に1品目でも一般名処方が含まれている場合
※一部対象外の後発医薬品があります。ご理解とご協力をお願いいたします。
(11) 外来腫瘍化学療法診療料に係る掲示
〇専任の医師、看護師または薬剤師を院内に常時配置し、患者さんからの電話等による緊急の相談に 24 時間対応できる連絡体制を有しています。
〇患者さんの急変時や緊急時に入院できる体制を確保しています。
〇実施される化学療法のレジメン(治療内容)の妥当性を評価し、承認する委員会(化学療法委員会)を開催しています。
主な対象疾患
・胃がん・肝臓がん・胆道がん・膵臓がん・大腸がんなど
(12)院内トリアージ実施料
休日・夜間・深夜に受診する救急患者さんに対し、院内トリアージを実施しています。
※トリアージとは患者さんの緊急度・重症度を判定し、診察・検査・治療の優先順位を決定することです。
(13) 「医療情報取得加算」及び「医療DX推進体制整備加算」について
当院は患者様に関わる情報を十分に活用し、最善の診療を実施する体制を整えています。それにより、オンライン資格確認等システム導入について、厚生労働大臣の定める施設基準に適合し、「医療情報取得加算」及び「医療DX推進体制整備加算」の届出を行っております。
「医療情報取得加算」とは、オンライン資格確認等システムを導入していることを前提に、薬剤情報や特定検診情報、その他必要な情報の取得・活用にかかる評価を目的に算定されるもので「医療DX推進体制整備加算」とは、そこから更に、電子処方箋や電子カルテ情報共有サービスを導入し、質の高い医療を提供するため、医療DXに対応する体制を確保している場合の評価目的に算定されるものです。
≪当院で取り組んでいること≫
・オンライン請求
・オンライン資格確認システムにより取得した医療情報などを活用して閲覧または
活用できる体制
・マイナ保険証利用を促進するなど、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるようにする取組
・電子処方箋の発行(今後導入予定)
・電子カルテ情報共有サービスの取組(今後導入予定)
*2024年10月1日よりマイナ保険証利用率等に応じて医療DX推進体制整備加算1~3(初診時に月1回 8点~11点)が掛かります。
(14) 患者相談窓口のご案内
病気になると、健康な時には思いもしなかった様々な心配、不安が出てきます。
患者相談窓口では、患者さんの病気の回復を妨げている様々な問題、悩み、困りごとやお気づきのことを、ご本人やご家族と一緒に解決していくために、各種の専門職員がご相談やご意見をお伺いしております。
皆様に安心して診療を受けていただけるようにお手伝いをさせていただきます。お一人で悩まずに、お気軽にお立ち寄りください。
(15) 敷地内禁煙について
当院は、敷地内全面禁煙となっています。電子たばこや加熱式たばこが対象です。ご理解とご協力のほどお願いいたします。
(16) 厚生労働省が定める手術に関する実績 (2024年1月~12月における実績件数
【医科点数表第2章第10部手術通則第5号及び第6号に掲げる手術】
<区分1に分類される手術> | 件数 |
---|---|
なし | 0 |
<区分2に分類される手術> | 件数 |
靱帯断裂形成術等 | 301 |
<区分3に分類される手術> | 件数 |
なし | 0 |
<区分4に分類される手術> | 件数 |
腹腔鏡下汎発性腹膜炎手術 | 1 |
腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 27 |
腹腔鏡下虫垂切除術 | 31 |
腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 | 5 |
<その他の区分に分類される手術> | 件数 |
人工関節置換術 | 264 |
ペースメーカー移植術及びペースメーカー交換術 | 18 |
経皮的冠動脈形成術 | 3 |
経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞) | 4 |
(不安定狭心症) | 8 |
(その他) | 22 |