患者様の皆様へ②

4月17日から発生した院内感染は、患者様10名、職員9名に至りました。職員については濃厚接触による感染で、4月18日陽性が判明してから自宅待機にしており院内感染の拡大は防護できたものと考えられます。また、感染が判明した患者様には大変ご迷惑とご心配をおかけしたことをお詫びいたします。院内も感染が判明してから、病棟ごと感染対策病棟に変更し、清潔区域と汚染区域を隔離し、感染防御策を上げて対処いたしました。結果、現在のところまで、新規院内感染は発生しておらず、対応している職員の健康状態も良好です。
今回の院内感染については、その感染ルートは、職員からなのか、入院した患者様からなのか、なお、精査の必要がある状態です。院内感染には標準予防策を厳守して取り組んで参りましたが、それを上回るこの新型コロナウィルス感染に脅威を感じざるを得ません。今後の入院診療にはさらなる注意を払って対応していく所存です。
また、当院は新型コロナウィルス医療が崩壊しないように、病院として出来ることを行い、地域医療に貢献することと致しました。そのために、新型コロナウィルス患者の受け入れをある一定の基準で続けていくこととしました。一部報道にあるような全病床をウィルス対策とする事はなく、当院の中心的診療である整形外科、外科、眼科、循環器科、消化器科などの入院診療は継続して参ります。先ほども述べたように、院内の清潔区域、汚染区域の隔離は厳密にされており、他の大病院と比較しても遜色ない状況です。
新たな院内感染が生じていないこと、濃厚接触者の隔離も順調に進んだことから、当院の休診していた診療体制を徐々に元に戻すことと致しました。5月8日から外来診療と救急受入を再開いたします。また、時期をあけて、整形外科、外科、眼科などの入院診療も再開する予定です。順次、予定の患者様にはご連絡差し上げます。
この度は、患者様、地域の皆様に大変なご迷惑とご心配をおかけしたことをお詫び申し上げます。今後とも、当院のご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
                                         2020年5月1日金曜日
                                         新青会 川口工業総合病院
                                         院長 馬場 俊也